退職金の行き先、ゆっくり決めよう【100年の人生デザイン 退職金セミナーに参加してきました】

確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。

先日、6月最後の日、日経新聞主催、100年の人生デザイン 退職金セミナーに参加してきました。

コーディネーターは、確定拠出年金相談ねっと代表。

会場は、横浜。

興味があれば、何処にでも参加します。

人生100年の時代どう生きていくか、誰しも避けて通れないテーマです。

前もってやっておくことで、「いざ」と言うときに困らない。

現役時代にこれだけ考える必要があるよ。

退職金をどう使うかが、考えてね。

人生100年を自分でデザインする為のセミナーでした。

そのために、65歳からどんなイベントがあって何にどれだけ必要になるかを、今のうちにおおざっぱな数字で良いので把握すること。

(攻める)限られた資金は、運用しながら使う。丘年に長生きして貰う。投資を知らない人でも参加出来るのが投資信託。

(守る)公的保険の保障を知って、足りない部分は民間の保険で準備しておく。認知症、介護になってしまってからでは対応が限られる。

と、野村證券、損保ジャパンから、「攻め」と「守り」について話がありました。

でも、ポイントは、コーディネーターである相談ねっと代表の言葉、

「退職金の行き先はすぐに決めなくて良い。ゆっくり決めれば良い。」

「いろいろな専門家と情報を取り合い、比較検討して欲しい。」

退職金が振り込まれると、そこの銀行から必ず電話が入ります。

でも、そこでオススメ投信を買わなくて良いのです。

皆さんがそこで投信やっているからといっても、同じ商品を買わなくて良いのです。

専門家の話を聞いて、ゆっくり考えて、退職金の行き先を考えれば良いのです。

「お金に長生きして貰う」

ここは重要です。

ところで、このセミナーは落語家さんのお話から始まりました。

「人生笑って生きよう」

笑うことで健康になるのは医学的にも証明されています。

認知症や介護も、生き方によって防ぐこと、短くする事が出来ます。

元気で100年生きるには、どう生きていけば良い?

そんなお話でした。

お話の仲で出て来た詩をご紹介します。

   あしたでも 百まででも 

あした
死んでもいいように
百まで
生きてもいいように
考え
考え
生きていこ

食べたいものは
食べておこ
会いたい人には
会っておこ
やりたいことは
やっておこ

百まで
生きてもいいように
少しは貯金も
しておこう

(作者は 風香さん or 大久保さよ子さん)

(注)最後の 「百まで生きてもいいように 少しは貯金もしておこう」 は、お話の中では、「足腰丈夫でいるうちに」でした。