NISA口座をロールオーバーした結果
新しい年を迎え、世のため人のために猪突猛進、確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。
今年もよろしくお願い申し上げます。
1月4日は大発会でした。
日経平均終値が452円安、一時700円も安いという初日でした。
下げで始まったのは、3年ぶりだそうです。
でも、全ての株価が下がったわけではなく、マザーズではストップ高になった銘柄もあります。
ところで、ロールオーバーされた皆様、取得価格でぎょぎょっとされたのではありませんか?
取得価格が高くなっている・・。
取得価格が低くなっている・・。
ロールオーバーの価格は、『非課税期間が終了する年の、最終営業日の時価』になります。
昨日、取得平均価格が、最初の取得価格と最終営業日の時価との平均になっていました。
ロールオーバーの時の平均取得価格はこう計算するのかと思っていたのですが、本日は最終営業日の取得価格になっていました。
現場も混乱しているのでしょうか。
どちらにせよ、NISA口座での利益や損失はなかったものとされるので、
最終的に、最初に取得した価格と売却時の価格の差で見れば良いのです。
証券会社の口座は、ロールオーバーの時点で新たに取得されたとみなされるため、5年間の含み益、含み損は消え、その価格からのスタートになります。
理屈は分かっているつもりでも、実際に目にすると、「あの含み益は何処へ」「あの含み損は何処へ」という心境に、一瞬でもなられたのではありませんか。
昨年は「犬笑う」、今年は「亥固まる」、来年(鬼が笑う?)は「子繁栄」
今年は来年に向けての準備期間かもしれません。
投資信託のポートフォリオのメンテナンスを忘れずに。