『スマホ年金』 auのiDeCo
四角い話を分かり易く!
4人の子持ちのリケジョかーちゃん、確定拠出年金相談ねっと認定FPです。
auから出ました!
何が?
スマホでサクッとiDeCoが出来るんです!
auって、電話会社でしょ?
いいえ、今は保険や住宅ローンまで扱っているのです。
それに加えて、iDeCoの取扱も始めました。
運用はauアセットメントマネジメント(株)、KDDIと大和証券の資本提携の会社なので、大和証券のノウハウを持って運用されます。
au携帯でなくても加入出来ます。
どんな内容?
アプリをDLして、サクッと書類請求して、送られてきた書類に記入し返送。
スイッチングも運用割合変更も、アプリで完結。
節税効果のシミュレーションも、現在の資産状況も、アプリでサクサク。
商品選びは、リスクの取り方が違う5つのタイプのポートフォリオから選ぶだけなので、初心者でも迷うことなく始められます。
- 三菱UFJ銀行DC1年定期・・元本保証
の他、ファンドオブファンズ(一つのファンドが複数のファンドに投資する)が4点
インデックスファンドに投資する、ファンドオブファンズ
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スマート・ベーシック(安定)・・コツコツお金を増やしたい方
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スマート・ベーシック(安定成長)・・リスクとリターンのバランスが大事な方
インデックス、アクティブファンド、時にはJREITファンドに投資する、ファンドオブファンズ
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スマートプライム(成長)・・お金を守るより増やすことを優先したい方
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スマート・プライム(高成長)・・減るリスクは覚悟の上でお金を増やしたい方
と、「自分はどんな投資をしたいか」を判断基準に、組み合わされている投信の組み合わせを選ぶだけです。
お任せ定食が四種類ある状態の、一任運用のようなものです。
運用商品を詳しく見ると
・スマート・ベーシック(安定)
国内債券55%、国内株15%、先進国株15%、先進国債券15%(信託報酬 合計0.378%)
※グラフはKDDIのHPより
・スマート・ベーシック(安定成長)
国内債券50%、国内株20%、先進国株10%、先進国債券10%、新興国株式5%、新興国債券5%(信託報酬合計0.378%)
※グラフはKDDIのHPより
・スマート・プライム(成長)
国内債券35%、国内株25%、海外債券20%、海外株式、20% ※海外は新興国含む (信託報酬 合計 1.17288%~1.141993%)
※グラフはKDDIのHPより
・スマート・プライム(高成長)
国内株式30%、国内債券20%、回顔株式35%、海外債券15% ※海外には新興国含む (信託報酬 合計 1.31409%~1.56141%)
※グラフはKDDIのHPより
手数料が高いけれど、リターンが期待できるものもある
ファンドオブファンズは投資信託を組み合わせたものなので、組み合わせた投資信託の管理手数料も余計に掛かり、投資信託単体と比較すれば手数料は高いです。
スマート・ベーシック(安定・安定成長)は「つみたてNISA」の商品になっていますが、スマート・ベーシックの信託報酬は合計で0.378%です。
同じインデックスファンド、例えばJP4資産均等バランス(ゆうちょ銀行取扱)は 0.10530%、楽天インデックスバランスシリーズは0.12960%、eMAXIS Slimバランスは0.17172%と低コストである為、スマート・ベーシックが高く感じます。
ただ、コストが高くてもそれ以上のリターンが期待できれば良く、iDeCoは運用益が非課税で最長70歳になるまで運用が出来るため、大きな利益が出るものをiDeCoに入れるのは一つの考えです。
例えば、アセットマネジメントoneの日本成長株ファンド<DC年金>(楽天証券・伊予銀行)は、ファミリーファンド(複数のファンドが一つのマザーファンドに投資します)なので信託報酬.1.67400%と高いのですが、5年積立リターン92.09%出ています。
コストを差し引いても大きくリターンが出るのでしたら、手数料だけで判断してしまうのは残念な気がします。
ただ、コストは確実にかかりますが、リターンは確実とは言えませんし、今後の成長も確約できるものではありません。
auの四つの投資信託は、auのiDeCoだけではなく、SBI、カブドットコム・楽天・松井でも扱っています。
SBI証券は、つみたてNISAの商品であるスマート・ベーシック(安定・安定成長)のみです。カブドットコム、楽天、松井の各証券会社は、スマート・ベーシックの取扱(つみたてNISA)に加え、スマート・プライム(成長・高成長)の取扱をしています。
iDeCoとしての取扱はau(大和証券)のみです。
ポイントも貯まる
auのiDeCoでは、スマート・ベーシック、スマート・プライムの選択し、商品の残高に応じてポイントが貯まります。
auユーザーの場合はWALLETポイント、ユーザー以外の場合はWow!スーパーポイントが貯まります。
WALLETポイントはau利用料の割引やネットショッピングの購入代に使え、Wow!スーパーポイントはKDDIの総合通販サイトでポイントが使えます。
また、iDeCoやつみたてNISAの制度説明の他に、「貴方のお金を働き者に」と投資教育用のコンテンツも掲載されています。
投資と投機の違いから投資信託の基準価格の決まり方など、知っておいて損は無い内容が読みやすく書かれています。