【消費者庁注意喚起】「10万円給付します」という案内に、マイナンバーを登録してしまった!【電子申請はマイナポータルだけ!】

FP相談ねっと林です。

消費者庁LINE 新型コロナ関連消費者向け情報で以下の事例が報告されました。(以下、消費者庁LINEより引用)

「10万円給付しますという案内を見つけ、特別定額給付金の手続きが出来ると思い、サイトにアクセスした。 マイナンバーカードのパスワードを入力し、タブレットの後にマイナンバーカードを置き確認ボタンを押した。 怖くなってインターネットの接続を切った。マイナンバーカードの情報を不正利用されないか心配だ。」

というもの。

特別定額給付金の申請は、書面とマイナポータルでの電子申請

特別定額給付金の申請方法は2つ。書面とマイナポータルでの電子申請です。

  • 市役所から送られてきた 書面 を確認、必要書類を添付して返送。

  • マイナンバーを使った 電子申請は、【マイナポータル】 で申請する。

これ以外の方法はありません。(DV等、特別な事情がある場合は こちら を参考に)

申請のために、他人に何か(キャッシュカード、マイナンバーカード)を預けることは絶対にありません。

電子申請はマイナポータルだけ!

マイナポータル
myna.go.jp/SCK0101_01_001/SCK0101_01_001_InitDiscsys.form

もしくは、申請手続き用のぴったりサービスから手続きを開始することもできます。特別定額給付金の特設サイトからは、ぴったりサービスへのリンクが貼ってあります。

マイナポータルぴったりサービス https://app.oss.myna.go.jp/Application/search

「10万円給付します」という誘いがあっても、特別定額給付金とは無関係です。総務省は誘っていません。

間違ってアクセスしないようにしましょう。

マイナポータルはどこに?特別定額給付金の特設サイトで申請方法が詳しく紹介されています。

マイナポータルでは、マイナンバーを利用した様々なサービスが受けられます。

利用記録もそこで残ります。

特別定額給付金の特設サイト(トップページは kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/index.html )に、申請方法について詳しく書かれています。

マイナンバーカードをこれから申請する場合や、ICカードリーダーがない場合の対応、そしてマイナポータルのサイトへのリンクも貼ってあります。

app.oss.myna.go.jp/Application/search で、電子申請の手続きができます。

マイナポータルにアクセス⇒特別定額給付金申請⇒ぴったりサービストップページで住んでいる情報を入力し、サービスの選択をする⇒申請が出来る場合は申請し手続きに入る という流れになっています。

地域によっては、特別定額給付金の電子申請の受付がまだ始まっていないところもあります。申請が開始になるまでは、手続きに入れません。

例えば、岐阜市は5月11日から受けつけ開始のため、9日の今日現在では、【申請する】のボタンが出て来ません。

つまり、いきなりパスワードとマイナンバーの入力はありません!

偽サイトに注意!

上記で、各サイトのURL表記をしました。

ご覧いただいたとおり、特別定額給付金の特設サイトは、総務省https://www.soumu.go.jp/の管轄です。

消費者庁、厚労省と、なりすましや偽サイトの報告がされています。

厚生労働省ホームページの偽サイトにご注意ください

「消費者庁」になりすましたTwitter、Facebookアカウントにご注意ください

特別定額給付金は、「申請する」だけです。

書面は返送 するだけです。職員や警察を騙る者に絶対にマイナンバーカード、キャッシュカードを渡さないように、それらの暗証番号を教えないようにして下さい。

電子申請はパスワードとマイナンバーカードで、本人からの申請であることが認証されます。絶対に、マイナポータル以外で特別定額給付金の申請をいで下さい。