【メディア実績】ファイナンシャルフィールド『55歳専業主婦。今さら、厚生年金に入ってもムダですか?』
FP相談ねっと林です。
兼業であろうと専業であろうと、主婦が自分の資産を持つことはとても大切なことです。
自分の資産作りの一つとしてiDeCoの話をするのですが、「夫が企業型確定拠出年金をやっているから、家には必要が無い。」という返事。
ご主人が万が一の時、何も受取人を指定していなければ配偶者が第1順位で受け取ります。
離婚時、年金分割の対象にはなりませんが、企業型は財産分与の対象と考えられています。
社会保険の扶養内であれば、年金保険料を納めなくても国民年金を受け取れます。
例えば35年間の第3号被保険者婚の場合、1円も国民年金保険料を納めなくても、満額の35/40が「貰えます」。
費用対効果からみればお得ですが、1ヶ月約6万。十分な金額ではありません。
国民年金に上乗せする方法には、iDeCoに加入し、資産を作る。
社会保険に加入すると、終身年金が増えます。
社会保険料は企業が社会保険料を半分負担してくれるので、保険料負担がゼロではないのですが、半分の負担で終身の上乗せ年金が手に入るのです。
しかし、例えば55歳、今更厚生年金に加入してもムダ?
いいえ、55歳からでも加入すればそれだけ将来の年金に上乗せが出来ます。